紫陽花

散歩の途中でこの季節やはり紫陽花が目につくようになってきた。控えめで上品な佇まいが僕は好きです。梅雨がきて夏だなぁ、という感じがします。紫陽花はほんとは、逞しく、旺盛な花かもしれませんがね。兎に角、サクラの時と同じく、マーキングした所に今年も咲き始めました。

散歩の途中でこの季節やはり紫陽花が目につくようになってきた。控えめで上品な佇まいが僕は好きです。梅雨がきて夏だなぁ、という感じがします。紫陽花はほんとは、逞しく、旺盛な花かもしれませんがね。兎に角、サクラの時と同じく、マーキングした所に今年も咲き始めました。

何年振りやろか、ロス在住の笠井さんとこうしてお会いするのわ?笠井紀美子さんフルネームで見ると「ああ・・」と思う方も居られるとおもいます。40年近く前に知り合いました。僕にとって、一番長い付き合いの黒田征太郎の次ぐらい長いともだちです。京都出身です。同じ関西の出と言うこともあったのか急速に親しくなりました。ジャズを勉強してはりました。見る見る成長アッというまに、全国区の歌い手さんになられましてん。僕らの仲間でいうとそれこそ出世頭ちゅうことになりまんなぁ。それでも変わりなく「ケメ」「トモ」のあいだがらでいててくれてはります。と言うわけで、月島の「1と8」で久し振りのご飯食べとなりました。

つもる話はやまほどありまんがなぁ、まずはシャンペンにて「乾杯」や。お酒って良えもんですなぁ、会話のすべりが宜しい。お店には常連の盛田さんはじめ、吉田さん、大西さん達おられたんですが、お構いなしで、「ケメ」と話してました。愛称がどうしたわけか「ケメ」やったんです。
10年ほど前にジャズは卒業と、まわりの人達が呆気にとらわれている間に決断、今はジュエリーのデザイナーとしてロスー東京と行き来しての活躍中ですねん。お聞きしてるとマイペースの羨ましい限りの生活してはります。ジャズは卒業といった経緯を聞いたんですが、成るほどなぁと思いました。でもそれが出来タンやから偉いです「わなぁ。その経緯は長くなるので次の機会に話さしてもらいます。
朝日新聞社10月創刊「朝日新書」ブックカバーコンテスト〆切、迫る!!
賞金:100万円
応募期間:3月20日?6月10日(当日消印有効)
朝日新聞社では今秋、「朝日新書」シリーズを創刊します。21世紀にふさわしい先進さ、だれもが幅広く「知」を楽しめるわかりやすさ、いつでもどこでも読める手軽さが身上の、もっとも新しい新書です。このニューフェイス「朝日新書」の顔、ブックカバーのデザインを募集します。
通勤電車の行き帰りに読む、カレ氏待ちのカフェでページでめくる、背広のポケットにすっぽり、旅のバッグにしっかり・・・そんな「朝日新書」をイメージして下さい。
こぞって応募して下さい。
私が審査として参加します。
http://opendoors.asahi.com/sote/
[#IMAGE|c0009877_929932.jpg|200605/30/77/|mid|288|352#
お早うさんです。こう言うお天気模様のときは「紫陽花」が良う似いまんなぁ。家の近くの庭に今年もよろしくとでも言いたそうに花が咲きました。
この色、このかたち、トラディショナルな「紫陽花」でんなぁ。嗚呼良え気持やわ。

久し振りにマコマンに行き、「うふふ」から、東京タワーのした「ゾロ」で仕上げる、最近は量は戴けないが美味しいウイスキーのロックかストレートを少々戴くようになった。
永用さん登場中年ライダーは元気だった。7月ごろ日本一周をするらしい、今年免許をとったばかりですよ。くれぐれも気をつけて。

元木さんのパーティを早々に失礼して、銀座の四季のおでんにくる。やはり「さえずり」ははずせない。馴染みのない名前だとおもいますが、「さえずり」とはくじらのタンです。関西ではわりと頂くんですが。いけますよ。「ホタルいか」、もそろそろ終わりの季節、最期のホタルいかを頂く。美味い。

元木さんは、週間現代、フライデイ、を歴任、伝説的編集者の名を欲しいまま現にいる。談志さん、嵐山光三朗さん、山本容子さん、・・・・知り合い多数、多士済々のゲスト、発起人、にいろいろな意味で感動。
南伸坊さんと先日ばー「オプ」でお会いした。と言うわけではないのだが今回登場して頂いた。
装丁問答6 “自己主張”しないデザイン
やっと花粉症の鬱陶しさから解放された。あんなにも厄介なものだと思わなかった。今年初めてのことである。鼻水は自分の意志に反してポタポタと落ちるわ、目ぇはやたら痒く、クシャミはとめどとなく「ハクション」の連発となる。困った事に、くしゃみが終わった後の爽快感は「ハックションーてかぁ」と言いたくなるぐらいだ。ゴールデンウィークと共にどこかへ行ってしまった。また来年もやってくるんでしょうなぁ。今となっては懐かしい。喉元過ぎればのクチだ。ある人が粘膜を刺激する花粉症をあなたが「感じる」というのはなかなかどうしてどうして、若い肉体(粘膜)を持っている証拠ですよと変な誉め方をしてくれた。茶化しているとは知りつつも妙にその言葉が説得力を持って僕を納得させた。が、良ぉーく考えてみると若い肉体であると自覚しようとしている事がボケだとかヨイヨイ、モウロクとよばれる老化現象、この兆候の現れてきたサマをプラス評価して自らもその現象を誇る事で「老人力」と言うのと一緒なんだとハタと気が付いた。
えらくまくらが長くなったがこの『老人力』赤瀬川原平(筑摩書房)の装丁が頭に浮かんだ。真っ赤な本である。還暦の赤である。金箔で老人力という文字が中央に押されている。老人力という今迄に聞いた事もない造語を色と文字だけの構成でねじ伏せてしまう腕力のある直球の装丁だ。この人の名は南伸坊さんという。ご本人曰く、全く専門的な教育をお受けになっていない様だ。と言う事は保守的な教育を受けていないと言う事で、それがプラスとなり「本職のデザイナーの方々のデザインと自分のデザインの大きな違いは、デザインで『自己主張』をしないということだろう」という事になる。このあたりが伸坊さんの装丁の数々を拝見していると如実に出ている。野球の投手で言えば打たせて取るという個性派投手というところだと思う。球数を多く持っている。直球、カーブ、シュート、チェンジアップを自在に操る投球術だ。『老人力』の装丁はまさしく直球だ。
で今回ご紹介する『ビトウィン』川上健一(集英社)も直球だ。直球は直球でも160キロ台のものでなく、見事にコントロールされた「アレッ」と気がついたらストライクを取られている様なもんだ。表題の文字(書体)のえらび、紙と判型の軽便さ、爽やかな緑一色にしたカバーのデザインも直球のキレ味だ。スミ(イラストレーション)と緑の2色で川上健一さんの小説を見事に表現している。ちょっと太めでカバーと同色の帯がこれまた有効でデザインのダメ押しをしている。
他にも伸坊さんの装丁の中に『山田風太郎明治小説全集』(講談社出版文化賞・装丁賞)というのがある。これがまた見事な直球となっている。伸坊さんは数多くの本を装丁されているが一冊一冊、直球だけでなく、カーブ、シュート等球種の異なるボールを丁寧に投げておられる。そのなかに何かしらちらっと笑わしてくれるアイデアがあるところがミソだ。『新解さんの謎』赤瀬川原平(文藝春秋)などは直球でありながら自然にシュート回転をしている様なもんだ。『歴史上の本人』(JTB出版)はご自分が著者である。この様に著者自装の本も可成りあるがこの装丁があの手この手の球筋で読者を楽しませてくれる。他にも茂木大輔『オケのなかの蛙、大海に挑む』(中央公論社)、柳屋小三治『まくら』(講談社文庫)、嵐山光三郎『芭蕉の誘惑』(JTB出版)。僕が好きな本を書き出しているときりがない。私がつべこべ言うより『装丁』南伸坊(フレーベル館)をごらんあれ。一冊一冊のアイデアが生かされているところが良ぉーく解る。