今年は、羽田からサンフランシスコ便がJALという事もあり、JALに乗る機会が
多かった。
ご存知の通り、今のJALの問題は今いる社員の問題と言うよりも、構造的な積み重ね
によるところが多い。
もちろん親方日の丸の構造もあったが、よってたかって、JALに負担を押しつけた
航空行政や、複雑な合併、重なり合う労働組合。。。。
社の問題以外の問題も多々あった事は周知の事実であろう。
多分、JALの社員の人も、「なにが悪いんだろうか?」と思っていたのではないか?
もうこの体質は変われないだろうと思っていた。
しかし、稲盛さんがCEOになられてからの、JALは明らかに変わってきたと思う。
私は今年もほとんど、エコノミーに乗っていたので、特にそれを感じる事ができた。
上顧客だけに愛想を振りまいていたCAさんも明らかにそして全体的に雰囲気は
変わってきたし、機長の方の定刻へのこだわりも感じられた。
機長の機内放送も細かく丁寧で(私はこれで映画が邪魔されたり、寝ているのを
おこされたりと、あまり好きではないが。特に3,4カ国語でながながやるのは。。。
。)、特に、資金注入後は、「このタイミングに乗って頂いてありがとう
ございます。」という放送をたびたび聞いた。
あきらかに、変わろうとしていることが伝わってきた。
子供が嬉しそうに首にかけていたのが、このキャンディの首飾り。

どうしたのか?と聞くと、クリスマスだからとサクララウンジでもらったそうだ。
これは、並ではない。
ラウンジでよく見かけるキャンディだ。それを、赤いりぼんとセロテープでつないで
首飾りに作ってある。
予算を一円もかけずに、(多分、今のJALではかけられないであろう)、手作りで
クリスマスに何かをとラウンジの現場の社員の方が考えて作られたのであろう。
時間のかかる作業だ。
これは、もちろん稲盛さんが指示をした事ではないだろう。
現場が、予算をかけずに、頭と時間を使ってこのような顧客サービスを自主的に
行う会社は、間違いないと言える。
もうJALは確実にテイクオーバーするだろう。
そしてテイクオーバーした後も、このキャンディを色々な思いで作った事を忘れないで
継続する事がなによりも大切だ。
現場がこのような、素晴らしい対応をする会社を、私も作りたい。
羽田のサクララウンジの皆さん。
素晴らしいです。
ありがとうございました。
山村幸広