8月31日 国会の「先生」に待ち受ける誘惑
私の選挙区は東京一区。
非常にバランスのとれた区民が多い選挙区であると自負している。
自民党の与謝野さん、民主党の海江田さんは、過去2勝2敗。
今回で海江田さんは3勝2敗となったが、いつも僅差である。
片方の政党を支持する人でも、相手方を、認められる人物と思っている人が多いで
あろう。
よって海江田さんに投票した人でさえ、与謝野さんが比例復活しても、
文句を言う人は少ないのではないかと思っている。
先生と呼ばれる職種。
これは特別な人たちである。
今後の新政権は、マニフェストの実現化の精査、今度はマスコミがつつく重箱の隅、
増えた人員の個々の思惑との思慮、最大抵抗勢力と化す霞が関キャリア、利権と
私欲との葛藤等、色々な課題に立ち向かわなければならない。
300あった議席が100まで減らされるのは、どの政党もその可能性がある事を
実証された。
しかし私にはもっと大きな心配事がある。
今まで、「利権」を受けられる立場になかった先生方に、いきなり訪れる数々の誘惑。
いわゆる普通のサラリーマンだった人達が、いきなり国会議員になり、先生と呼ばれ
る。私は経験した事がないが、先生と呼ばれて悪い気がする人はいないだろう。
いきなり先生と呼ばれ、おだてられ、今まで見向きもしなかった人までも寄ってくる。
もちろんその中には、よからぬやかたもたくさんいる。
そのやからの甘い誘惑をふりほどいて前へ進んで欲しい。
いきなり来た利権を是非、個人の私欲にまけずに堂々と戦ってほしい。
利権のないしがらみのない人を選んだのが今回の結果ですからねえ。
国民の目は実は節穴でない。
コントロールされた情報も、心のない笑顔も見破っている。
普段、黒塗りの車に乗っている人が、いきなり自転車に乗っても、
笑顔で手を振り、心で切り捨てる。
真を、誠を貫くその信念を応援しない人間はいない。
山村幸広






